たけしの家庭の医学・膝痛に効果的なプロテエオグリカンを増やす方法とは?
2015年7月28日の「たけしのみんなの家庭の医学」では膝痛と肩こりの解消方法を紹介してくれました。
年齢が進むと膝痛に悩まされる人は多いですよね。
なんとその膝の痛みは「プロテエオグリカン」の量によって痛みを解消出来るんですって。
その解消法を紹介します。
膝痛に悩んでいる人は必見ですね。
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膝痛の新事実
変形性ひざ関節症の原因は加齢で1800万人もの人が苦しんでいます。
近年、膝を若返らせる物質が発見されました。
千葉大学病院の先生が言うにはには「プロテエオグリカン」です。
クッションの役目をする「プロテエオグリカン」がなくなっていくと膝の痛みがでてくるんですね。
高齢の方で、膝痛のない方を調べてみました。
その方は歩いたり、自転車を乗ったり、とにかく運動をしているんですね。
痛みのない方のMRIで「プロテエオグリカン」の量を調べてみると10歳程度若いぐらいの量があったんですね。
「プロテエオグリカン」の正体は?
膝のクッションに当たる部分は、
軟骨の成分を作る「軟骨細胞」
軟骨内で柱の役割をする「コラーゲン」
「プロテエオグリカン」でできています。
「プロテエオグリカン」は水を蓄える力があり、曲げ伸ばし圧力がかかるとで水分を出したりしてクッションの役割をします。
しかし「プロテエオグリカン」は生活習慣によって増えたり減ったりするんです。
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生活習慣をチェック
膝痛のある人の生活習慣は?
・自宅に帰るときにエレベーターを使い通勤はわずか10秒。
・自宅でもなるべく膝を曲げないような家事をしています。
・買い物は商店街が近いため3分歩けばお店に到着します。
膝痛のない人の生活習慣は?
・1日何回も立ったりしゃがんだりの仕事をしています。
・自宅では急な階段を上ったり、掃除をしたり常に膝を曲げています。
・買い物は自転車で15分かけてお店に行き帰りも15分の自転車。
先生に見てもらうとやはり膝の曲げ伸ばしをよくしている肩の方が、「プロテエオグリカン」にとっては良く量も増えるんですってん。
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どうして「プロテエオグリカン」は増える?
曲げ伸ばしを行うことで、膝の血流が増加し、膝のスポンジ機能がうまく働くんだそうです。
軟骨に酸素や栄養が多く取り込まれ「プロテエオグリカン」の増加につながります。
軟骨細胞が活性化されるんですね。
ただ曲げて掃除をするだけでなく、自転車でほどよく曲げ伸ばしがよかったんですね。
よく歩き、よく曲げ伸ばしをするといいということですね。
「プロテエオグリカン」
「プロテエオグリカン」は1970年ぐらいには発見されていたんですが、MRIの進歩によってここ2~3年で注目され、変形性ひざ関節症の早期治療が可能になったんですね。
今度は「プロテエオグリカン」を減らす3大条件を見てみましょう。
2つ以上該当する方は要注意です。
1・体重増加
膝には体重の3倍の圧力がかかっているんです。
2・40歳以上
40歳から徐々に「プロテエオグリカン」が減っていくんです。
3・女性
女性は男性の2倍「変形性ひざ関節症」になる確率が高いんですって。
原因は「エストロゲン」が閉経によって減少し、「プロテエオグリカン」が作られにくくなってしまうことにあるんです。
「エストロゲン」は「プロテエオグリカン」の増加に効果があるんですね。
膝痛の予防と改善方法は?
若返り物質「プロテエオグリカン」を増やすにはどうしたらいいのでしょう。
東千葉メディカルセンターに行ってみました。
実年齢より「プロテエオグリカン」の少ない方で実験です。
座ろうとするだけで痛みがあったり、階段は手すりがないと登れなく、下りはもっとひどい状態です。
2週間できる改善方法をためしてみました。
その方法は10分間を1日3回歩くことを目安にします。
その名も「小分けウォーキング」です。
たった10分のウォーキングを3回やるだけなんですが、ももを上げて、普段より大股で歩くことが効果的です。
膝の絵を書き赤く塗り、一回歩くごとに青いシールを貼り、赤い部分に貼っていくことで、やる気にもつながりますね。
2週間続け、MRIで取ったところ、「プロテエオグリカン」が青い色で量が増えていたんです。
10歳も若返る効果があり、座るときも痛みがなくなったんですって。
そして階段も、スイスイ登れるほどになっていました。
これは痛くない人でも予防になるので毎日続けたいですね。
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