NHKためしてガッテン足裏ふくらはぎの疲れストレッチやり方は?モートン病って?
2015年9月30日放送の「ためしてガッテン」は足裏ふくらはぎの疲れはかかとにあった!
足裏ふくらはぎの疲れにストレッチのやり方を紹介します。
足裏の痛みの原因はかかとの「トゲ」にあるんです。
足指の筋力との関係と「モートン病」とは?
■足の疲れ
きょうのテーマは足の疲れ。
足にはふくらはぎからアキレス腱がありますよね。
実はアキレス腱は赤ちゃんのときはかかとをまわって足の裏にまであるんです。
ソレが成長とともにかかとの発達によって途中で切れてしまうんですって。
残った足の裏にある腱は「足底腱膜(そくていけんまく)」といい、足のアーチを支える重要な器官なんですよ。
●かかとの骨にトゲ?
1日中立ち仕事をしている人がかかとに激痛を感じるようになり病院にいったところ、かかとの骨にトゲができてしまっていたんです。
これは手術でトゲを削ることによって解消されたんですが、現代人には誰でも可能性があるといいます。
これは立ち仕事や運動により「足底腱膜(そくていけんまく)」が引っ張られ、付け根である骨が伸びてくることでトゲになるんですね。
コレにはふくらはぎが関係してくるんです。
●ふくらはぎの硬さをチェック
かかとをつけて和式のトイレに座るような格好をして5秒とどまれるかチェックします。
① 両足を平行に
② ゆっくり座る
③ 5秒間キープ
街角で実験してみると1/3の人ができませんでした。
コレができないとトゲができる可能性があるんですね。
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●足指力チェック
足の親指と人差し指をはさみ足指力を計測する機械があります。
この指で挟む力が弱いとトゲができてしまう可能性があるんです。
一般の方はなかなか計れませんが、足の指を動かす筋肉は「足底腱膜(そくていけんまく)」の上にある筋肉です。
その筋肉が落ちることによってトゲができやすいんですね。
●現代人が多い理由
トゲができやすいという事は足裏やふくらはぎの筋力が弱いことが原因です。
昔の日本人は低いところから立ったり、和式トイレや下駄を履く習慣があったことから足指の力が強かったんですね。
そういった筋肉を使わなくなった現代人は誰にトゲができてもおかしくないんですね。
●簡単足裏とふくらはぎに効くストレッチのやり方は?
足裏の筋力をチェック
・足指ジャンケン
足の指でジャンケンをしてみましょう。
コレができないと相当筋力が落ちています
・タオルギャザー
タオルギャザーとはタオルを足の下に引き指を曲げ引っ張る運動なんですが、コレをイスに座り足をまっすぐ床にいっぱいに伸ばし足指の力だけでタオルギャザーします。
このときかかとは上げないでくださいね。
2日に20回はおこない、慣れてきたら50回やりましょう。
ふくらはぎを柔らかくするストレッチ
手すりのある階段や玄関の段差などで、かかとだけが外れるように立ちます。
階段に足の半分を乗せた状態でゆっくりとかかとを下げます。
こうするとふくらはぎの筋肉が収縮し、ストレッチの効果が上がります。
最後はかかとを上げます。
●足底腱膜炎の治療法
足底腱膜炎の治療法には手術の他に何があるのでしょう。
現在では保険が適用されるようになった「体外衝撃波治療」というものがあります。
かかとに衝撃波をあて足底腱膜の炎症を和らげる効果があるんですって。
3ヶ月治療を行うと6割~7割の方が改善されているそうですよ。
●女性が多い足裏の痛みはモートン病が原因?
女性はハイヒールを履くことがあると思いますが、足の裏の指の付け根に「タコ」ができたことはありませんか?
しばらくそのままにしておくとタコの反対側足の甲にふくらみができて激痛が走ることがあります。
その正体は「神経のこぶ」です。
これは「モートン病」と呼ばれ、原因は足への圧迫が原因で中年女性に多く発症する病気です。
足の神経が合流した集まったところが圧迫されできるといわれています。
モートン病簡単チェック
足の両側を手で挟んで圧迫し足指の付け根に痛みがある方は要注意ですよ!
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