ためしてガッテンは動脈硬化を見抜く3つの技!危険な眠気、腎臓、アキレス腱の厚さ
2015年11月10日放送の「NHKためしてガッテン」は「動脈硬化」です。
食事の後って眠くなりませんか?
実は食後の眠気と動脈硬化が関係あったんです。
そんな動脈硬化を見抜く3つのワザを紹介します!
危険な眠気、腎臓、アキレス腱の厚さに注意ですよ!
測定の方法は、横から見たときにくびれているとことろが、膨らんでいると危険です。
厚みは2cm以上が危険です。
でもコレなら簡単に検査できますね。
ためしてガッテン動脈硬化
1.食後の眠気が危険?
食後の眠気が動脈硬化の疑いがあると言われていますが、私はいつも寝てしまうのですが、大丈夫なんでしょうか?
食事をすると、全体の血液が胃のほうにまわって、脳に行く血液が足らなくなって眠くなるんですって。
眠くなるのは当然なんですね。
でもあまり良くない眠気があるそうなんです。
複数の眠くなる人たちを複数人検査してみると、動脈硬化が起きている人がたくさんいました。
危険な食後の眠気とはいったいどんな共通の特徴なんでしょうか?
検査した人たちは動脈硬化が頚動脈に見られました。
血管にコレステロールや脂肪が付着したまることを「プラーク」といいます。
そのプラークが傷つくと「血栓」ができるんですね。
その血栓が固まりとなり、はがれて脳の血管に詰まると「脳梗塞」になってしまいます。
食事をすると、脳の血液が減ってしまいます。
すると「けい動脈洞」が心臓に刺激を与え、脳の血流を戻す働きをします。
すると眠気が治まるんですね。
しかし血栓に対しては、血圧を測るセンサーになっている「けい動脈洞」が感知できなく、脳の血流を戻すことができません。
すると、眠気というより「気を失う」ような感じになってしまうんです!
本人は寝た感じがなく「時が飛ぶような眠気」が危険なんです!!
食後の眠気を見極める技とは?
食後の眠気を見極めるには、食前に血圧を測り、食後1時間後に血圧を測ります。
そのとき食べる前より、下がっていると「けい動脈洞」がしっかり働いていないという証拠です。
20mmhg近辺下がるとあまり良くないんですって。
この条件にあてはまったら、すぐにかかりつけのお医者さんか、循環器系の専門医にいってください。
動脈硬化予防には?
動脈硬化の予防には「インターバル運動」が効果的です。
3分早く歩き、3分遅く運動ですね。
毎日欠かさず行いましょう。
治療は?
・抗血小板薬
・けい動脈内膜剥離術
などがあります。
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2.音ではわかる! 腎臓にせまる危険
病院で「腎臓」にエコー検査をしてみると、大きな音がします。
この音は大動脈から腎臓に血管の「腎動脈」が動脈硬化により細くなっていて、急に血液速度が上がっているからなんです。
すると腎臓が血液を欲しがり「レニン」という物質を出し血圧を上げようとするんです。
でも「腎動脈」にある動脈硬化が邪魔をしているんですね。
薬を飲んでも血圧が下がらないという方は、腎臓の動脈硬化が起きているかも知れませんので、すぐに病院へ行ったほうがいいです。
エコーや血液検査を受けましょう。
治療法は?
・薬物療法
レニンによる血液上昇を抑える効果があります。
・ステント留置術
ステンレスでできた網のようなもので血管を広げます
現在ではかなり効果的な施術です。
長さを測る
動脈硬化をみつけるのには「アキレス腱」の厚さを測るといいんです。
オランダではアキレス腱の厚みを測るのが一般的になっています。
健康的な人に比べ、厚くなるんです。
アキレス腱が厚いと全身の動脈硬化に注意しなければいけません。
症状は「家族性高コレステロール血症」と呼ばれ、生まれつき動脈硬化が起こりやすく、コレステロールがたまりやすいんです。
コレステロールがアキレス腱にたまるそうなんです。
「家族性高コレステロール血症」の人は早急に薬物治療が必要です。
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