指原ペディアNHKでテラフォーマーズ、カイジ、江川達也が漫画業界のバカ売れを語る
2015年8月19日放送の新番組NHK「指原ペディア」は漫画業界の収入などに迫ります。
テラフォーマーズやタルるーとくんの江川達也さんカイジなど作者が漫画業界を語ってくれます。
テラフォーマーズ
最初に紹介されたのは「テラフォーマーズ」は何と1300万部のバカ売れ作品です。
指原が両手を揚げて「とう!」
やってきたのは「テラフォーマーズ」の作者、画・橘賢一(37)、作・貴家悠(26)の仕事場です。
ここで単刀直入に「儲かりますか?」の質問に、貴家悠さんは高級外車を購入し、橘賢一さんは高層マンションを購入したんですって。
「テラフォーマーズ」のバカ売れの秘訣は、魅力あるキャラクターの詳細な設定にあります。
とにかく細かく設定されているため感情移入しやすいんですね。
また生き物の設定も細かく、マニアックな情報がハンパないんですよ。
先週の連載に使った資料は3冊の分厚い民族神話の資料でした。
こういった手間をおしまないリサーチが大切なんですね。
指原さんは似顔絵の色紙をもらっていましたが、うらやましいですね。
江川達也
次は「まじかる☆タルるートくん」「東京大学物語」など連載した江川達也さんです。
原稿料を聞いてみると、アシスタントや部屋代に当てると残らないんですって。
雑誌が売れても利益はないため、単行本が売れないと儲からないんですね。
そして印税は定価の10%で、500円で50円、100万部で5000万円ぐらいという事です。
そのほか関連グッズやアニメの原作料などが入ってきて、「まじかる☆タルるートくん」で8億円ほど稼いだんですって。
現在雑誌に漫画を書いている漫画画5000人いて、年間1000万部を超えた漫画家はたった2人なんです。
「ワンピース」の尾田栄一郎さん(1188万部)と「進撃の巨人」の諌山創さん(1172万部)のたった2人しかいないんですね。
でも急激に人気が下がることも多いんですって。
また1発屋も多いようですね。
「ど根性ガエル」吉沢やすみ
次は現在ドラマにもなっている「ど根性ガエル」の吉沢やすみさんです。
40年前に300万部を売り上げた国民的アニメですよね。
吉沢さんは2年目にヒットしましたが、その後ヒット作は出ず漫画が書けなくなるほど追い詰められ失踪したんですって。
飛び降り自殺まで考えたほどで、失踪から帰ってきたら仕事はなくなっていて、3年ほど何もしなかったんです。
しかし「ど根性ガエル」が再ブレイクして助かったようですよ。
ブレイクしたらしたで、大変なんですね。
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編集者
次に登場したのは、「七つの大罪」「ライヤーゲーム」「comico」の編集者の方々です。
売れる漫画の特徴は一言でわかる魅力があるかどうからしいですよ。
「テラフォーマーズ」なら「人類VSゴキブリ」みたいな。
今はスマホで見れるような「アプリ」があるため、年齢性別がわかるので膨大なデータがわかるので、作品にいかせるんですね。
編集者さんからは「七つの大罪」の作者は引き抜きをされて、マガジンに来たことや、「テラフォーマーズ」は始め違う編集者に持ち込まれ「ボツ」になったらしいですよ。
そして指原さんは不倫の漫画が好きらしいですよ。
「カイジ」福本伸行
最後は「カイジ」の福本伸行さんで20年以上続く秘訣を聞きました。
「カイジ」は現在56巻で2000万部を売り上げているんです。
福本さんが言う秘訣は、世間にいる人たちぐらいの「カイジ」を描くことにより、皆が「俺たちの代表」と見てくれるように書いたんですって。
また、時々「負ける」という事がまた共感を呼ぶんですね。
そして、「作家の魂がこもった主人公が描ければヒットにつながる」とおっしゃっていました。
福本さんは指原さんに「だめになるのが当たりまえ」そして、最も悪いのが「守りに入ること」で、失敗してもいいという気持ちが大事というアドバイスをしました。
「成功するときの幸せとは違う、落ちていきながらも幸せはある」とも言っていました。
とても深い話ですね。
今日の指原ペディア
「人生 負けも大事 たまに負けてみるのもいい」
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