NHKきょうの健康・慢性腰痛の治療法!薬と認知行動療法で治す7月30日放送
2015年7月30日放送のNHK「きょうの健康」は慢性腰痛の治療法です。
慢性腰痛の治療に一般的なのは痛み止めがよく使われますが、効き目がない場合も多いです。
そんなときはは抗不安薬や抗うつ薬が処方されます。
抗うつ薬には「脳」が痛みを抑えるように活性化する効果があります。
いったい脳にどんな力が隠されているのでしょうか?
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第2回 薬と認知行動療法
第1回に引き続き、福島県立医科大学の渡辺先生が解説してくれます。
おさらいになりますが「慢性腰痛」は脳に原因あります。
腰痛の主な原因は
1、筋肉・間接の炎症
2、神経の圧迫・炎症
3、ストレス・うつ・不安
から起きていて、長引く原因はストレスやうつ、不安が大きいんです。
NHKきょうの健康・慢性腰痛の治療法!運動療法で治す7月29日放送
・ストレスから来ている慢性腰痛なのか自分でチェックする方法があります。
こちらの合計点数が15点以上だとストレスからの「慢性腰痛」である可能性が高いです。
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慢性腰痛の治療法は?
慢性腰痛には第1回の「運動療法」↓
NHKきょうの健康・慢性腰痛の治療法!運動療法で治す7月29日放送
「薬物療法」「認知行動療法」があります。
薬物療法
まず痛み止めを使います。
「非ステロイド性消炎鎮痛薬」
「アセトアミノフェン」
など使いますが、慢性腰痛には効かないことが多いんです。
その場合は「抗不安薬」「抗うつ薬」を使います。
なぜ腰痛なのに?
第1回でわかるように「抗不安薬」を使うことにより、不安を取り除くことでストレスが減り、「下行性とう痛抑制系」の働きがよくなり改善されます。
「抗うつ薬」は「セロトニン」「ノルアドレナリン」が増やす効果があります。
それによって「下行性とう痛抑制系」の働きがよくなり改善されるといいます。
他には筋肉の緊張をほぐすため「筋弛緩薬」を使ったり、さらに痛みが強い場合は「オピオイド」(麻薬)を使うこともありますが、薬は慢性腰痛にとって補助的な効果と思ったほうがよいです。
認知行動療法
認知行動療法とは考え方を変えるという治療法です。
例えば「仕事のノルマ」のストレスからきている慢性腰痛の患者に「ノルマ」をこなさなくて良いという考え方に変えただけで良くなったという事例があります。
場合によっては仕事を変えることも考える必要があります。
もう一つは「痛くて何もできない」と考えてしまうといつまでも治らなく、「好きなこと」をやるために動く努力をすると、脳に「ドーパミン」が放出され、改善するようです。
好きなことを少しづつ運動に取り入れるのがいいんですね。
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